8月2日
フィレンツェ4日目
今日はフィレンツェ郊外の町サン・ジミニャーノへ行ってきた。
ここは「塔の町」とも呼ばれていて、12世紀に権力者たちが競って建てた塔が乱立している。
せっかくなので最も背の高いポポロ宮の塔(上写真)に登ることに。
塔からの眺め
町は屋根の色が統一されていて綺麗。
別の方角からの眺め。
次はポポロ宮の市立美術館へ。サン・ジミニャーノにある教会等で飾られていたキリスト教画が展示してある。
¤ Pier Francesco Fiorentino(1444-97),
Madonna col Bambino, i Santi Bortolomeo, Antonio abate e il donatore fra'Tommaso Cortesi, v1490
背景の水色が淡いのに深くてきれい。
赤子のキリストがこちらを見据えて微笑しているのが珍しく思った。
この画家の人物画は肌の色が透き通るようなきれいな白色なのと、頬が桃色に染まっているのが良いと思う。
キリスト教画だと肌が浅黒い色のことが多いから尚更好感が持てた。
右下に描かれていた小人と黒いイノシシは一体何だったのだろう。